樹ファーム
福岡県・福岡市エリア福岡市中心部から車で数十分の場所で、パッションフルーツをはじめ、多種多様な熱帯果樹を無農薬で栽培する「樹ファーム」。まるで南国を訪れたかのような感覚になるハウス内。特に、" 博多 " の名が冠された看板商品、パッションフルーツ「博多リリコイ」をはじめ、バナナ、パイナップル、パパイヤ、グァバ、ライチなど、その種類も幅広い。国内では熱帯果樹を専門とする農家は極めて少数な中、「収穫したばかりの一番美味しい状態を、多くの方に知ってほしい」という想いから、福岡市内にハウスを構え、さらに無農薬という前人未到の難しい栽培に挑む。
生産者のこだわり
- 自然な味わいが特徴の純国産 熱帯果樹
- 無農薬栽培で丁寧に育てる
- 食のプロも太鼓判の味
還暦後の人生第二幕。有名シェフも唸る、熱帯果樹の究極の味。
ハウスの中へ一歩足を踏み入れると、まるで南国を訪れたかのような熱帯果樹の数々に高揚感を感じる。福岡市早良区にある「樹(いつき)ファーム」では、”博多”の名が冠された看板商品、パッションフルーツ「博多リリコイ」をはじめ、バナナ、パイナップル、パパイヤ、グァバ、ライチなど多種多様な熱帯果樹を無農薬・低化学肥料で栽培する。
FARM STORY
還暦後の第二の人生
定年を迎えるまで、建築業界一筋で勤め上げたという代表の平野さん。定年後の人生をどう生きるか考えた末、若い頃に訪れたハワイや沖縄で食べたパッションフルーツの味が忘れられなかったことから、熱帯果樹の栽培に生きることを決意されました。気温の関係で栽培可能な地域が限られている熱帯果樹は、国内では年中温暖な鹿児島県や沖縄県での栽培が一般的。そんな中、収穫したての一番美味しい状態のままお届けしたいという想いで、九州最大の消費地、福岡で第二の人生を始められました。
" 食のプロ " が美味しいと感じるかどうか
樹ファームのフルーツは、試行錯誤の末に生まれる " 自然な甘さ " が特徴。著名シェフをはじめ、業界人からも高い評価を受けています。繊細な熱帯果樹をこの味へと仕上げるためには、毎日作物の状況を細かく確認し、徹底した温度管理が欠かせません。また、シェフなどの食のプロから、味だけでなく香りや食感など総合的な意見やアドバイスを得る機会を自らつくられています。主観的ではなく、" 食のプロが美味しい " と感じる熱帯果樹づくりを心がけています。
熱帯果樹の魅力を多くの方に伝えたい
人生100年時代と言われるいま、平野さんが定年後の30年で達成したいと掲げる目標の一つは、「熱帯果樹の魅力をひろめ、福岡の特産品にする」ということ。「世の中にこんなに美味しいものがあったんだ」「死ぬまでに一度でも口にしたい」と一人でも多くの方に思っていただきたいと話します。平野さんにとって ” 友達 ” でもあり ” 子供 ” でもある果樹との対話を楽しみながら、一日一日を大事に目標に向かって歩んでいきます。