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河野FARM

熊本県・宇土エリア
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美しい景勝地や肥後の名水として重宝される水源など山の自然も豊富な熊本県「宇土 (うと)」。有明海が近く、海のミネラルに富む土壌の地力を活かし、「河野FARM」は3代にわたり、夫婦二人三脚でメロンを栽培する。ハウスは海抜0m、海からも距離にして300mほどの場所にあり、潮の満ち干きを存分に活かしながら育てるメロンは、コク深く、濃厚な味わいが特徴。ミツバチの力を借りながら、栽培期間中農薬をほとんど使用せずに育てる農法ゆえに、毎朝休みなく状態の確認が必須。手間ひまかけて育て、”自然”な味わいを保ちながら、糖度をギリギリまで高めてお客様にお届けしています。

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生産者のこだわり


  1. 丁寧な手しごとが生む”まんまる”な完熟メロン
  2. 海のミネラルが育む、コク深く濃厚な甘み
  3. 贈答用だけでなく、家庭用でも楽しめるメロンを

FARM STORY

ひと玉ひと玉、向きや配置を毎朝調整

甘みの強いメロンを育てるために最も大事なことは、徹底した温度と湿度管理。昼夜の寒暖差をあえて大きくする温度調整により、メロンに適度なストレスを与え、糖度を最大限まで引き上げています。また、日当たりの強弱や重力を考慮し、ひと玉ひと玉、毎朝向きやハウス内での位置を調整しています。さらに、高すぎずも低すぎない、適度な湿度を常時保ち続けることで、まんまると玉太りの良いメロンが育ちます。

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もっと日常的にメロンを食べていただくために

"農園を受け継ぎ、3代目となる河野さん。幼少期から親元で畑仕事を手伝っていたからこそ、「人に贈るもの」などのイメージが先行してしまい、"メロン離れ"が進んでいるのを実感しているそう。「家庭用」「お試し用」など、ニーズに合わせてオリジナルメロンを提供するなど、シーンを選ばず、より多くの方々に楽しんでいただけるメロンづくりに取り組んでいます。

”つくり手も安心で楽しい”を伝えるために

高齢化に伴い、先輩農家が徐々に辞めていっているのが宇土のメロン栽培の課題と話す河野さん。中でもメロン農家は2,30kgのコンテナを運ぶような重労働が避けられないため、高齢化に伴う農家の減少が深刻。それでも、未来の子ども達に夢のある楽しい仕事と思ってもらえるよう、将来的には完全無農薬でのメロン栽培を目指し、消費者はもちろん、作り手自身も安全であるというイメージを広げていきたいとのこと。今後も、地域農業の火を消さないための活動は続く。

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